『povoという新しい料金プランが出てきた。節約ってできるのかな。キャンペーンや乗り換える際の手順などを詳しく知りたい。』
本記事では、上記のような悩みを解決していきます。
今回紹介している内容はpovoだけでなく、LINEMO、ahamoなど複数のサービスと比較検討した内容です。
本記事の要約
- ご自身が契約している会社のサービスを活用すると節約になる。auであればpovo、ドコモならahamo、ソフトバンクならLINEMO
- 乗り換える際はオンライン上で契約する必要がある。
- 各社分かりやすく乗り換える際の手順を解説しているので、乗り換えに自信がない方でもスムーズに乗り換えが可能
本記事を読み終えた時には、povoに関する情報をほぼ全て把握することができます。
専門的な内容も噛み砕いて解説していますので、安心して読み進めていってください。
目次
Povoの料金プランを再確認!速度制限やデータなどを再確認
そもそもpovoとは『シンプルで柔軟性の高いプラン設計』をコンセプトにしたKDDIの携帯新料金プランです。
ここではpovoの料金プランについて深堀りをしてみます。
povoの料金プラン | |
月額料金 | 2,728円 |
月額データ容量 | 20GB |
通話料金 | 30秒あたり22円 |
ネットワーク | 5G(2021年夏頃提供開始) |
提供開始日 | 2021年3月23日 |
契約できる年齢 | 20才以上 |
5分以内通話かけ放題 | 550円 |
通話かけ放題 | 1,650円 |
データ追加1GB | 550円 |
デザリング | 追加料金なく利用できる |
あんしんフィルター for au | 利用できる |
災害用音声お届けサービス | 利用できる |
緊急速報メール | 利用できる |
使えないもの:キャリアメール、auスマートバリュー、家族話対象外
通常のauプランと若干違う点もありますが、必要最低限の機能は追加されています。
Povoの料金プランをahamo・LINEMO・新料金プランと比較
KDDIのpovoと同じく、他社のドコモ、ソフトバンクも新料金プランを発表しました。
ドコモはahama、ソフトバンクはLINEMO
それぞれの契約内容がどうなっているのかについて解説していきます。
月額料金 | 通話料 | 通話料割引オプション | |
povo | 2970円 | 30秒22円、最初の5分間は無料 | かけ放題1,100円 |
ahamo | 2728円 | 30秒22円 | 最初の5分間無料550円、かけ放題1,650円 |
LINEMO | 2728円 | 30秒22円 | 最初の5分間無料550円、かけ放題1,650円 |
データ利用量は3社とも同じ20GB
3社の特徴はそこまで違いませんが、細かい部分では3社とも独自の項目を追加しています。
- ahamo:5分間の電話オプション
- povo:220円で24時間データ通信使い放題がトッピングできる
- LINEMO:LINGギガフリーを標準で提供
プランを決める際は、通常の電話を多くする方は「ahamo」、LINEでの通信を沢山する方は「LINEMO」という基準で選ぶべきです。
その他に関しては、そこまで差異がない状況です。
Povoはこんな人にオススメの料金プラン
povoがおすすめの人は下記に当てはまる方です。
povoがおすすめの人
- 現在auを活用している
- スマホデータ量が月3GB以上使用している方
- スマホで通話しない方
- オンラインでの手続きに問題がない方
現在のau契約プランによっては、povoはかなりお得になります。
注意点は、スマホで通常電話を多くする方にはpovoをおすすめしません。なぜなら、通常電話で料金が発生してしまうからです。
30秒22円
ドコモが提供するahamoとは違い、かけ放題ではない点を注意しておきましょう。
Povoの乗り換えで使えるお得なキャンペーンは?
Povoを提供するKDDIは、オンライン専用の新料金ブランドのPovoの提供を3月からはじめました。
KDDIは提供と同時に乗り換え時に使えるお得なキャンペーンを実施することを発表しました。
契約対象期間:サービス提供開始日から2021年5月31日まで
povoの乗り換えで得られる特典は『3000円相当のauPAY残高』になります。*特典は1人につき一回までとなっています。
- 対象期間中に事前申し込みを特設ページにて必要事項を記入し、事前に申し込みをすること
- 2021年5月31日までにpovoを契約すること
- au PAYでの所定の登録など必要な手続きを済ませること
詳しくはこちらのリンクからどうぞ
https://povo.au.com/(事前申し込みは2021年2月1日16時に公開)
Povoの乗り換える際の注意点!こんな人は損する?
povoに乗り換える際には注意しなくてはいけないことがあります。
この点を理解していないと損してしまうので注意しましょう。本記事では損しないための方法について詳しく解説しています。
他の契約からpovoに乗り換える際の注意点
- 契約解除料金が発生する
- 分割支払い残額の支払い
- キャリアメールが使えなくなる
- 全ての契約がオンライン上で行われる
この点を理解せずに、povoに乗り換えしてしまうと損失が発生してしまうので、注意しましょう。
他社サービス、もしくはauからpovoに乗り換えを検討している方は細心の注意を払いましょう。
注意点①契約解除料金が発生する
auからpovoに乗り換えをする際は違約金や契約事務手数料、MNP手数料、プラン変更手数料などは一切かかりません。
しかし、au以外からの乗り換えの際は契約解除料がかかってしまうので注意しましょう。
参考:ソフトバンクの契約解除料基本プランの契約解除料:不要
その他の契約解除料に関しては、読者の契約内容によって異なりますので、MySoftBankからご確認ください。
参考:ドコモの契約解除料契約解除料:9500円
ドコモでは約10000円ほどの契約解除料が請求されます。
また、これらの契約解除料に加えて次に紹介する『分割支払い残額の支払い』にも注意しましょう。
注意点②分割支払い残額の支払い
auや他の携帯会社で購入したスマートフォンや携帯電話などは、契約が解除されても分割支払い残額の請求がなされます。
この点を忘れてしまう方が多いので、紹介しておきました。
分割支払い残額の支払い方法は2つあります。
・引き続き分割支払い
・分割支払残額の一括精算
例えば、2021年4月時点で月々3000円×12ヶ月の場合、引き続き分割支払いをする方は2022年4月まで月額で料金を支払う必要があります。
一方で、分割支払い残額の一括精算を希望する方であれば、36000円を一括で支払えます。
auのデフォルトだと引き続き分割支払いが適用されるので、一括精算を希望する方はウェブからお申し込みをしましょう。
お申し込みはすぐにできるので、一括精算を希望する方は必ずお申し込みをしましょう。
キャリアメールが使えなくなる
auを解約してしまうと、@ezweb.ne.jp/@au.comを使用したキャリアメールは使えなくなります。
・仕事で利用している
・友人達との連絡している
上記のような方は、キャリアメールが使えなくなる前に、仕事の方、友人の方達に事前に連絡しておきましょう。
また、大事なメールなどはバックアップするようにしましょう。
他の携帯電話会社なども、契約を解除してしまうと、キャリアメールが使用できなくなるので気をつけましょう。
全ての手続きがオンライン上でなされる
普段から、インターネットなどに慣れている方は問題ないのですが、オンライン上での契約に慣れていない方はこの点に注意してください。
現時点で、povoの契約は実店舗の契約ではなく、オンラインのみとなっています。
若年層やサラリーマンの方などは時間的制約がオンラインではないので比較的容易に契約可能ですが、年配者の方となるとこの点は難しくなってしまいます。
インターネットに自信がない方は携帯会社のサポートなどを利用してみてください。
ここまでのpovoの注意点をまとめると下記の通りです。
- 契約解除料金が発生する
- 分割支払い残額の支払い
- キャリアメールが使えなくなる
- 全ての契約がオンライン上で行われる
Povoに乗り換える全手順と流れ!『ドコモ・ソフトバンク・au』
ここからはpovoに乗り換える際の実際の手順について詳しく解説をしていきます。
- ドコモ→povo
- ソフトバンク→povo
- au→povo
上記の3つについて詳しく解説をしていきます。
ドコモからPovoへ乗り換える手順と流れ
ドコモからpovoに乗り換える際の手順は4つです。
乗り換えの手順
- MNP予約番号のお受け取り
- 契約内容の入力
- SIMロック解除
- SIM開通手続き
ドコモをご契約の方はオンラインであれば『MyDoCoMo』から、携帯電話からは『0120-800-000』におかけください。
MNPの契約内容を入力し終えた方は『SIMロック解除』していきましょう。
SIMロック解除とはSIMロック解除とは、ドコモの携帯電話機に海外のSIMカードなどを入れ替えて使用したい場合や、国内で他社のSIMカードなどを入れ替えて使用したい場合に必要な手続きです。
ロック解除を終えた方は、auの開通手続きを行なっていきます。
- ご本人様確認書類
- クレジットカード
- ご自身の利用端末
ドコモからpovoに契約する際に必要なもの
まずはMNP予約番号を取得しましょう
ソフトバンクからPovoへ乗り換える手順と流れ
ソフトバンクからpovoに乗り換えする際の手順は4つです。
乗り換えの手順
- MNP予約番号のお受け取り
- 契約内容の入力
- SIMロック解除
- SIM開通手続き
ソフトバンクにご契約の方はまずMNP予約番号を取得しましょう。
- Webからであれば『ソフトバンクホームページ』
- Yahooケータイからであれば『TOP→MySoftBank→各種変更手続き→MNP予約関連手続き』
- 携帯電話からであれ『0800-100-5533』へ
契約内容を入力し、SIMロック解除をしていきましょう。
ソフトバンクではSIMロック解除が契約プランによって異なります。
ソフトバンクとの通信契約をしているかいないかで方法が変わります。
ロック解除を終えた方はauにてSIM開通手続きをしていきましょう。
auの他のプランからPovoへ乗り換える手順と流れ
auの他のプランからpovoに乗り換える際はドコモやソフトバンクよりは比較的簡単に乗り換え可能です。
乗り換えの手順
- au IDにてログイン
- povo契約手続き
この手順だけで乗り換えが可能です。
auユーザーの情報→そのままpovoに移動させるだけなので、他の機種からの移動よりも簡単にできます。
povoの契約手続きではご自身の契約プランなどを設定していきます。
このようにわかりやすく解説されています。
申し込みを終えると、もう一度確認してくださいと表示されます。確認をクリックすると、povoの設定は終了です。
次の日には設定が切り替わっているはずです。
Povoに乗り換えるまとめ
ここまでで『povoに乗り換えする際に必要な情報』を詳しく解説してきました。
- auユーザーであればpovoに乗り換えるべきです。
- povo、ahamo、LINEMOの各社プランは似通っている
- povoに乗り換える際には何点かの注意点があります。
- povoに乗り換える際は、ご自身の携帯電話会社の契約内容によって、手順が異なっています。
本記事は以上です。
povoについて詳しく知りたくなった際は、本記事を参考にしてみてください。
乗り換えをしなくても、携帯プランに関しては理解しておきましょう。
今後も、携帯プランは難しい構成になっていくことが予想されていますので、今のうちに各社のプランなどは理解しておきましょう。