【子供に見せたくない】YouTubeの動画に制限をかけ、見られる動画を操作する設定方法

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更新日: 2019年2月21日

YouTubeには実に様々な動画があります。

役に立つものから、頭を空っぽにしてほっこりできる、犬や猫やハシビロコウなどの動物ものなど…。

しかし、中には視聴回数を稼ぐために過激な映像を流すものも存在します。


そういう動画を子供が見てしまい、真似をするなどの悪影響を与える危険性があるのもYouTube。

もちろん野放しにされている訳ではなく、悪質なものは削除されていくのですが、削除されるまでのわずかな間に見てしまう、という可能性もあります…

そこで、安心してYouTubeを使えるようになる、見せたくない動画を設定する方法を紹介したいと思います。

親御さんも安心!YouTubeの動画を制限して安心して見せる方法

子供に見せたくない、犯罪スレスレの過激な動画やアダルトな動画などを子供から遠ざけるための自衛手段。

それはYouTubeの設定を変えるだけで実行できます。

iOS搭載機なら本体の設定→機能制限で可能ですが、ここではその設定がないandroidでのやり方を説明します。

まずはYouTubeアプリやPC等のブラウザで「制限付きモード」をONにする方法。

これにより成人向けコンテンツのほとんどをカットできます。

やり方は簡単。

YouTubeアプリの場合は、トップ画面右上の「自分のアカウント」をタップ。

メニューの「設定」→「全般」の下の方に「制限付きモード」という項目があるので、これをONにするだけです。


ブラウザの場合は、YouTubeのトップ画面の一番下にある「制限付きモード」をONにして保存すればOK。

もしChromeやIEなど複数のブラウザを使っている場合は、ブラウザごとに設定する必要があるので注意。

ただしこの方法は簡単なので、子供でもすぐに解除してしまう事が可能です。

解除されていないか、定期的なチェックをオススメします。

13歳以上限定になりますが、子供用のGoogleアカウントを作る事でも閲覧制限をかける事が可能です。

他にはYouTubeキッズというアプリをインストールする方法もあります。

インストール後にアカウントを作成し、検索機能をオンにすればOKです。

勝手に設定を変えられないように、4桁のパスコードを作る事も忘れずに。

ただし、100%カットできるという訳ではないので、過信は禁物。

やはり親御さんによるチェックは必要です。

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YouTubeの動画の視聴時間を制限する方法

一定時間を過ぎたら動画が見られなくなる便利な時間制限機能。

iPhoneなどのiOS搭載機なら、本体の設定→機能制限で設定する事が可能です。

Androidの場合はYouTubeキッズを使うか、Playストアで「時間制限アプリ」で検索すると出てくるアプリをインストールする必要があります。

ここではYouTubeキッズでの設定方法を紹介します。

まずは画面右下の鍵のマークをタップ。

キッズタイマー1
パスコードを入力すると表示される「タイマー」をタップすると、設定した時間が経過するとアプリがロックされるようになります。


また、どれくらいの時間YouTubeを見ていたのか?

という事はYouTubeアプリの「視聴時間」という項目から調べられます。

アプリで見た時間だけではなく、PC等のブラウザで見た時間も含まれているので便利です。

ただ、再生履歴を削除するなど履歴を残していなかったり、Googleアカウントでログインしていない場合は無効になるので注意しましょう。

この「視聴時間」には「一定時間ごとに休憩をリマインド」という項目もあります。

これは設定した時間を越えた場合、休憩しませんか?という画面が表示されるようになるものです。

すぐに解除できてしまいますが、この画面が出たら見るのをやめる合図として利用できます。

YouTubeはもう見せたくない時に設定したい項目

動画の中には「エルサゲート」と呼ばれる、サムネイルは一見子供向けに見えるが中身は性的・暴力的という酷いものもあります。

これらはフィルターをすり抜け、いつの間にかおすすめ動画に入っていたりする厄介な代物…

こんなものがあるなら、いっその事YouTube自体を見る事が出来ないようにしたい!と思う方もおられるでしょう。

そんな時は「YouTubeアプリの削除」が効果的です。

やり方は、まずアプリ一覧から「アプリ情報」をタップ。

「無効にする」「強制終了」ではアンインストールにはなりません。

下にスクロールすると出てくる「ストア・アプリの詳細」からGoogle Playストア画面に飛ぶ事で、アンインストールする事が出来ます。

スマホやタブレット依存症になるとこんな悪いことも

きちんと設定して安全にYouTubeを楽しめるようにしても、まだ問題は残されています。

それが依存症

適度に楽しむ分には良いのですが、依存症になるまでのめり込むと、大変な事になってしまいます。

  • 目が悪くなってしまう
  • 家族との会話よりスマホを優先してしまう
  • 勉強をおろそかにするようになる
  • ブルーライトの影響で寝つきが悪くなって不眠症になる。
  • 「スマホ指」と呼ばれる小指が変形してしまう。

簡単に挙げるだけでも、これだけの問題があります。

完全にスマホ絶ってしまうと、友達との会話についていけなくなるという事もあります。

長時間続けてスマホを使わないように1時間ごとに休憩をして手のストレッチをする、遠くの景色を見るといったルールを作り、しっかり守る事が大切です。

まとめ

  • YouTubeには「制限付きモード」という、不適切な動画を弾く機能がある
  • 時間制限や管理をするにはYouTubeアプリやYouTubeキッズが便利。
  • 依存症にならないよう、スマホ指などの危険性を説明してルールを決める。

長くなりましたが、適切な使い方をすればYouTubeはとても楽しいものです。

楽しいからこそ、エルサゲートなどの様々な落とし穴もあります。

この記事が、子供たちを有害な動画から守れる一助になれれば幸いです。