【ブザー・ビート】1話目から最終回まで全話の動画を無料で見る方法！山下智久主演ドラマ

夢を追いかけてバスケットボールの選手を目指す山下智久演じる主人公がなかなか夢を叶えることができずもがきながらも恋愛の力で最後には夢にたどり着くストーリー。

相武紗季演じる彼女はなかなか自分の夢をかなえることができない主人公にもどかしい思いを抱いていて、自分が彼を経済的に支えてもいいのでバスケットボールの選手になる夢をあきらめてほしいと思っている。

彼女はチアガールで献身的に応援しながらも、そんなことを内心考えてしまっている自分にイライラしている。

そんなイライラからタバコを吸って気持ちをごまかしていたのだが、ついにバスケットボールの同じチームの新人プレイヤーと一夜の関係をもってしまう。

彼女は後悔しながらも何も将来を考えなくてよいこの遊びの関係にはまってしまう。

本当に好きなのは間違いなく主人公である直輝なのだが、なんと不運なことに遊び相手と冗談でキスをしているところを直輝に目撃される。

その後問い詰められ別れを切り出される。

一方、バスケットボールの練習を毎晩しているコートで直輝は北川景子演じるヒロインと出会う。

彼女もまたバイオリニストという可能性の低い夢を抱いていた。

彼女もこのまま夢を追い続けるべきか、田舎に帰って普通に結婚すべきか悩んでいた。

二人は夢に向かって頑張る友だち関係になる。

やがて、ヒロインはバスケットボールのチームの監督と付き合い始める。しかし、2人の中はある日友情を超え、それが監督にもばれてしまう。

お互い夢半ばの2人が激しく惹かれ合うが最終回にはお互いの夢が実現に向けて動きはじめ、周囲も2人を祝福するというサクセスストーリー。

●相武紗季がキワどいセリフを口にする。

一度寝たぐらいで彼氏ヅラしないでと金子ノブアキ演じる遊び人に言い放つシーンがとても印象に残っている。

それまでの相武紗季は爽やかヒロインのイメージが強く決して汚れた印象はなかったのだがこの役を気に不倫の女性の役柄が増えたように思う。

このセリフを言うときの目つき、声全てがハマっていて彼女の新たな一面を知ることになった。

●神谷直輝が莉子に半径5メートル以上近づかないようにするからこれからも友だちでいてほしいとベランダから叫んで感情を押し殺すことができなくなった主人公が走って莉子の家に行ってキスをするシーン

このシーンがこのドラマの中で1番好きなシーンである。

次の日会社でもこのシーンのことで話題が持ちきりになるぐらい誰もが憧れる名場面になったと思う。

一時期月曜9時は街からOLがいなくなると言われたがこのシーンはまさにそのような効果のあるものではなかったのだろうか。

まずおすすめなのがベランダから叫ぶ北川景子の表情、彼女はもう主人公と付き合うことなど諦めているただ普通に話のできる関係でいいから一緒にいたいと願っているのである。

主人公も彼女を好きなのだが、監督の彼女となった女性にそう簡単に手を出せるはずもない。

現実世界においても友情や上下関係が優先されることはよくある。

その一線を超えざるをえない、超えさせてしまう北川景子の演技力に注目だった。セリフはたいしたことがない。

半径何メートル以内に近寄らないからなんだと突っ込みたくなる話だが彼女の熱演がそうはならない。

また主人公がヒロインのところまで階段でかけあがっていくシーンかいい。

そこがスローで映し出される。このままドラマが終わってしまうという時間帯からのスロー。気になって仕方がない。

そしてたどり着いてからキスをするまでのもう辺り構わずな感じもとてもいい。

山下智久が不器用で繊細なイメージがあったためその力強くヒロインを抱きしめて監督にも逆らってしまうギャップがたまらなかった。

●神谷直輝が莉子のバイオリンを聞いて泣くシーン

彼女が新人選手と浮気をしていたことを知って、怒るのではなく自分に足りないものがあったのでフラれたと思った直輝。

しかしこの新人選手は直輝の彼女だから手を出しただけでまったく彼女を大切にしようとしないダメ男だった。

しかしチームでは彼の活躍はめまぐるしい。

自分のダメダメさを思い知った直輝はバイオリンに癒されて泣いてしまう。

この山下智久の泣きの演技もまたたまらなく名場面であると思う。

ツーンとシクシク泣く感じで静かで脆くて母性本能くすぐる泣き方であった。

その後莉子が涙を心配してかけつけるのだがその気持ちがとてもよくわかる。人を心配させる泣き方だった。

●神谷直輝と菜月の復活しそうなシーン

菜月は直輝と別れてから直輝の良さが身に染みるようになる。

直輝が莉子の元に駆けつけようとしているときにいかないでと雨の中後ろから抱きしめる場面が切なくてよかった。

このときの菜月の服装もあざとい女子の感じで印象に残った。